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【自主制作】ともに生きる




―愛媛県内子町の古民家を舞台にした小さな幸せを感じる物語。
田舎へ引っ越して古民家で暮らし始めたミチコ。
暮らすことでの不自由を感じるが、お隣のトキコさんからの助けをもらうことで生きる、生活の喜びを感じる。







企画の始まりは愛媛国際映画祭のフィルムクリエイター塾に参加したことでした。

南予に映像をつくる人材を育成しましょう…といった内容のワークショップで、私は独学でここまで来て、映像づくりの基礎がスッポリ抜けているため、それを少しでも補おうと思い参加を決めました。

講師のヒメブタの会の森さんは私が映像制作の仕事を決める前に「愛媛で映像つくってるのはどんな人だろう」とネット検索を粗方かけたときに存在を知っていて、一度お会いしてみたいと思っていたのも参加理由のひとつでした。


いざワークショップが始まり、講義が進むうちに課題が出されました。


「今まで学んだことを踏まえてショートドラマをつくりましょう」




私は移住して経験したことを基に作品をつくることにした。

それは小田に移住してすぐの出来事。


知り合いもいない中、どい書店で夜ご飯を用意していたとき、

突然勝手口の扉が開きました。

そこには隣の家の人が立っていて、

手にはおかずを持っていたのです。

「晩御飯つくりすぎちゃって」

ニコニコしながらそう言って、去っていきました。

そのおかずはとてもおいしかったのを覚えています。


実家では隣の人との交流はほぼありませんでした。一人暮らししていたときも。

それだけに、見知らぬ若者に対して無償の優しさを与えるその行為がとても心に残りました。


この心が温まるエピソードを小田という舞台を使って、人に伝えよう。

私はつくり始めました。



時期は2月。

今回は監督とカメラは私ですが、音声、アシスタント2名の豪華な(当社比)チームで撮影を行いました。

私はドラマつくるのは初めて。

演じる人たちは演じるのが初めて。

初めて尽くしの撮影現場に対して、私ができるのは「現場が楽しい雰囲気で終わること」を意識して臨むことでした。


今後2弾、3弾をつくるためにはチームプレーが必須となります。

そのプレーを成立させるためにはまず自分がチームに馴染むことが必要ではないかと思いました。

スタンドプレーで指示出して作品作れたら楽ではあるのですが、作品が人と関わるためにはまず自分が人と円滑にかかわることから始めること。

そこから始めました。


幸い大きなトラブルもなく、撮影は終了しました。

ご協力いただいた方々にはとても感謝しています。

その方々がいなければ作品は成立していません。そして人と関わることができません。

ありがとうございました。


編集は特筆して難しいわけではありませんでしたが、

小田の雰囲気、環境音、尺を短くどう収めるかの調整がやや苦労したように思います。

台詞単体で見ると実はすごく飛んでいるシーンもあるのですが、そこは何とか補完してもらえたらと思います。





作品を作り終えてから思ったのは、

私のやりたいことは、私が感じたことを言語ではなく映像作品で人に伝えることではないか。

短いながら蓄積した経験、そこでの感情を伝えたい。知ってほしい。

だからめげずにつくっているのではないかなと思いました。


その欠片を見てもらえるとありがたいです。


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