さとがえり サダワン応募作品
- ko-ki
- 2020年12月15日
- 読了時間: 2分
佐田岬ワンダービューコンペティション2020 応募作品
「さとがえり」
監督・絵コンテ・編集・出演:Ko-ki Karasudani
撮影:鈴木和奏
音楽:KAMECHAN Piano
ストーリー
都会から帰ってきたとき、ふるさとを感じた瞬間。
語らぬ姿の向こうに、昔を思い出す風景。
今の姿で歩く、静かなさとがえり。
私見
視聴して頂きありがとうございます。 順当にコンペには滑りました。
しかし、自分の中で描きたかったものにかなり近づいて作れたと思います。
また、人からの感想を聞く中で、「ここまでのラインまで描写をしないと見る人は分からない」と気づいた作品でもあります。
自分の中では、描写の不明瞭な部分は見る人が自分の経験や思いの中で消化してくれたら良いなと思ってましたので、ソコは見直す点かなと思いました。
今作であれば、過去の写真を1カットなり入れたら違ったのかなとか思います。(実はギリギリまで探しました)
他にもエトセトラ沢山ありますが。。。
猛省の極みとなって邁進していく所存です。
ロケは伊方町の「大久(おおく)地区」をメインに行いました。
ここは伊方の中でも、訪れたときの雰囲気が何となくおっとり、暖かい感じがして気に入ったので作品の舞台としました。
ストーリーは元々抱いていた田舎の若者の少なさという視点がベースにあり、「若者のUターン(さとがえり)」を描きたいと思いました。
しかし、ソモソモ実際にそんなことはあるのか。
疑問が膨らむ中、私は大久地区に赴き、住む人々の話を聞きました。
都会からUターンし、親の農業を継いだ方がおりました。その方曰く、都会の空気に馴染めずに帰ってきたと話していました。
このお話を聞き、自分の中でリアリティ・根拠の構築ができたためストーリーを作ることができました。
作品を見て、作品を通じて、自分の生まれ育った土地に対して考えるきっかけになれば良いなと思います。
撮影は小田へと移住したマルチクリエイター鈴木和奏さんにお願いしました。
音楽は知り合いのツテで、ピアニストのKAMECHAN pianoさんにお願いしました。
お二人ともありがとうございます。
また、現地の町見郷土館さんにも色々取材させて頂きました。
ありがとうございました。
コンペにカスりもしなかったのは実力の証ですが、 取材の量を重ねて、現地の空気を沢山吸って、作品作りができたことは 大切な経験だったかなと思います。
滑りましたが。重ね重ね。
今後も自主制作での作品作りは行っていきたいと思います。 ご協力できる方いましたらお声がけくださいませ。
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